がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

心地良い「日常」(パターソン)

実は明日の金曜日にも夏季休暇を入れてまして明日から4連休で、なので今日は一足お先に週末ですので、仕事帰りに映画を観に行きました。コレを鑑賞。


鬼才ジム・ジャームッシュ監督最新作『パターソン』/8月26日より公開

コレっす。「パターソン」。あのジム・ジャームッシュ監督作品。職場近所のミニシアター系映画館で上映されてまして、ちょっと面白そうだし、ジム・ジャームッシュだし、観てみようかなあとか思いつつ、でも、ドンパチギャーで派手なアクションものでは無いし、下手すりゃ寝落ちするかも…と、若干気が引けつつしてましたが結局エイヤーっと鑑賞したら…いやあ、めっちゃ良い作品でした。

内容は、

ニュージャージ州のパターソンと言う小さな街で奥さんとブルドックの家族で住む、街と同じ「パターソン」って名前の、詩を書くのが趣味のバス運転手の1週間の「日常」を淡々と描いた作品

と、文字で書けばそれだけなのですが、これがなぜかとても魅力的で心地良くて、観ていて飽きない「日常」なのでした。

静かな作品なので、いつもの私ならばここでお決まりの「寝落ち」とかやらかしそうなのですが、そんな事は微塵も無く、期待を裏切ってエンドロールまでしっかりと鑑賞してしまったのでした。

いやあ、久々に「良い映画作品」観たーって感じっす。多分何回でも観られそうです。派手さは無いけど観る度にほっこり心地良くなれそう。さすがジム・ジャームッシュですわ。おみそれしやした。

と、とても心地良くてほっこりな作品でしたが、個人的にほっこりしたのが、「パターソンの家の郵便受けが傾いている理由」のシーンです。ウケました。