がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

大阪・岩湧山

休みで快晴。はい、山行っす。で、基本的に『行きも帰りも電車で行ける山』を例のガイド本からチョイスしているのですが、そろそろそんな条件に合う山も少なくなってきました。で、そんな中から今回選んだのは和歌山は橋本市にある「三石山」と言う山でした。はい、表題に掲げた「岩湧山」じゃあ無かったのです、当初の目的は。んで、起点である南海は高野線紀見峠駅に。



紀見峠駅を降りてガイド本の道順通りに進むとこんな道標が。当初の目的である三石山と岩湧山は同じ方向に登山口があるらしく、ガイド本にも『岩湧山方面の道標に従う』となっていたので、その後も道中に現れる「岩湧山」の道標に従って沢沿いの道をぐいぐい進むと、どうもガイド本の記載内容とは雰囲気が違うような気が。ああこりゃまた途中で道を間違えたなあと気が付いた時には既にそこそこ進んでしまっていたのでこうなりゃもうこのまま道標に従って「岩湧山」とやらに登ってしまえ!って事で、急遽予定を変更したのでありました。しかし標高や山頂までの所長時間などを全く知らない未知の山。勢い山頂を目指したのは良いものの、果たしてどの程度時間がかかるのかなあ…などと思いつつ登山道を進んで行くと途中にこんな道標が。



「え!三合目で標高650メートルなの!ひょっとして岩湧山って標高1,000メートル以上?なら山頂までどんだけ時間かかるの?」などと多少ビビりつつ、最悪途中で引き返す事も考えながらとりあえずもうちょっと進んでみる事に。すると関西ハイカーにはお馴染みの登山道「ダイヤモンドトレール」に合流。同時に新たな案内板が現れて目指す岩湧山の標高が897メートルなのを知ってひと安心。良く整備されて快適なダイヤモンドトレールを岩湧山方面へ。でもこの登山道、延々と植林地の中を進むコースで眺望はほとんど無し。そんな無愛想な登山道を粛々と進むと不意に広場に出て、目の前にはススキの草原に覆われた岩湧山の山頂が。



で、岩湧山の山頂に到着。今までの眺望の無い無愛想な登山道は何だったの?って程の良い眺望を拝む事が出来ましたよ。



こんな感じ。先に見えているのは金剛山系の山々。で、山頂付近のベンチに陣取ってこの眺望を堪能しつつ暫時休憩の後、先来た道をそのまま引き返して紀見峠駅に無事帰還。ま一応、行きに間違えたと思われる分岐も確認いたしました。左に道路を進むべきところを「岩湧山」の道標に従って真っ直ぐ進んでしまったみたいです。とほほ。でもまあ、おかげで岩湧山に登る事が出来たので良しとしますよ。