がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

老婆vs熊=トンデモ系スプラッタコメディー(デンデラ)

ここ最近また「映画中毒」が再発して、本日も地元の映画館でこの「デンデラ」を鑑賞。でまあこの映画、見るからに胡散臭そう(笑)なのではありますが、逆に「恐いもの見たさ」的に観たくなったのと、東映の特別興行で鑑賞料金が全国一律1,000円ってのに釣られて(笑)、いつもの近所のシネコンで観てみました。


んでこの作品、主演は「和製アンジェリーナ・ジョリー」(笑)こと浅丘ルリ子。その他にも名だたる昭和の大女優(?)が大挙出演して「姥捨山に捨てられた老婆役」を演じると言う、それだけでもなかなかの「トンデモ感満載」な内容なのですが、いざ鑑賞してみると…これがまあ予想以上のトンデモ具合でありました。あらすじはウェブ上の映画関係サイト様にお任せするとして、何と言っても物語の「核」でありますところの『老婆軍団vs熊』の一連のシーンがもう、素晴らしく「トンデモ」でありまして…その熊(ヒグマ)がめっちゃ「ちゃちい」のであります。技術革新著しいこの現代映画界において「もしかしてコレってわざと?演出?」と思わせる程の「作り物感満載な粗雑なヒグマ」なのでした。いやあ、酷かった。そんな「着ぐるみ感満載なヒグマ」が老婆を次々と襲って、その度に血しぶきが飛び散るスプラッタなシーンが展開されるのを観ていたら、シリアスなシーンの筈なのにもう…まるでコメディ映画を観ているかの如く笑えてしまったのでした。いやあ、予想以上の「トンデモ映画」でありました。でも、別の意味では「満足」な作品(笑)ですかな。