受賞も納得（エアベンダー）

エアベンダー ブルーレイ＆DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

って事で、昨晩見事に寝てしまったこの第31回ゴールデンラズベリー賞5冠達成の「エアベンダー」をリベンジ鑑賞。いやあ、今回も終盤で睡魔との戦いを強いられて苦戦しましたけど、なんとか気合いで鑑賞完了…しました。まあ、何と申しましょうか、巷の評判も納得、ラジー賞5冠達成も納得な作品でしたなあ。なんかねえ、ストーリーやキャラクターにイマイチぐいっと入り込めないような、そんな感じでしたかなあ。で、そんな状態で晩酌しながら観ているので、ふっと気が抜けると映画じゃなくて睡魔の方にぐいっと引き込まれてしまう…ってな構図でありました。とまあ、そんな「残念」な印象の作品なのに、特典映像のメイキングなんかを観ると…監督はじめ役者陣やスタッフが、そりゃあもう情熱を持って一生懸命映画を作っている姿が映し出されている訳ですよ。後でそんな映像を観てしまうと、なんだか「切ない」気分になって来る…そんな作品でしたなあ。

そんな中で唯一（笑）びっくりしたのは、劇中でも重要なキャラクターである、「火の国」の王子役があの「スラムドッグ＄ミリオネア」の主役さんだった事でした。出て来た途端に「おー、スラムドッグだあ！」となってしまったら最後、それ以降はもうずーっと「スラムドッグ」のイメージがつきまとう事に。いやあ、ひとつの作品でイメージが付いてしまった役者さんは、その後が大変だよなあ…などと、勝手にしみじみしてしまったのでした。