がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

祖母の入院

一昨日、隣の母の実家に住んでいる、御歳97歳、あと数ヶ月で98歳になる母方の祖母が入院しました。早朝4時頃に腹痛を訴え、救急車を呼んでそのまま入院となりました。

その祖母は、遡る事2週間ほど前の夜、同じく腹痛を訴えて夜間急病診療所を受診しまして、数日後に大きな病院で検査をした結果、かなりステージの進んだ胃がんであることが判明しまして、医師からは余命1年と宣告されたものの、超高齢者なので癌の進行状況もはっきりしないとの事で、ひとまず在宅治療と言う話だったのですが、一昨日の明け方4時頃に急にまた腹痛を訴え、救急車にて病院に運ばれたままそのまま入院となりました。

このため、昨日から遠方に住む伯母が泊まりで家に来て、昨日も母と共に祖母の入院する病院へと見舞いに行ったのですが、その時の祖母は体調が良かった様子で、しっかりと会話も出来ており、「あの調子ならまだまだ大丈夫だね。」などと話をしていたのでした。

そして今日は、私も祖母のお見舞いに行く事となっていて、皆で15時頃に病院へ行こうか…と言う予定になっていました。

ところが14時過ぎに先に病院に行っていた伯父から電話があり「急に祖母の体調が悪くなったのですぐ病院に来て欲しい」との事で、両親、伯母と共に慌てて病院へ。

そして病院に到着すると伯父夫妻が。曰く、「先程急にベッドで苦しみ出して吐いてしまい、万が一を思って電話して皆を呼んだ。今はもう落ち着いたが、ベッドを汚してしまい、今はその取り替えをしているので入室するのに10分ほど掛かる」との事。

それで10分程待った後、病室に入ってベットに横たわる祖母と面会したのですが…少し前に見た祖母の姿とは違っていて、体は痩せ細り、顔も真っ白で生気が無くて、今はもう落ち着いたとは言え、先の吐瀉騒動で疲労困憊して意識もあまりはっきしとしていない様子で…その姿を見て思わず絶句。

その後、半分眠っているかのような祖母の手を握って励ましの言葉を掛けたのですが、握ったその手はとても冷たくて、私の事も余り認識出来ていない様子で…思わず目から涙が溢れそうになりました。

で、もう祖母には休んでもらわんといかんと言う話になり、病院を後に。

と、本日はそんな事があって、改めて「身内の死」について考えさせられる事となり、どんよりとした気分だったのでした。

こんな辛気臭い話は余り書きたくはないのですが、「生活垂れ流しブログ」なので、起こった事を記録しとこうと思い、良い話ではありませんけど書きました。ごめんなさい。