ふと「久し振りにレイトショーで映画が観たいなあ…」と思ったので、ちょっぴり気になっていたこの「空気人形」を鑑賞。関西方面では昨日から公開されたらしく、何だか『公開2日目にわざわざ仕事帰りにレイトショーで観に来たどーしてもこの作品が見たい人』みたいな感じでおまけに作品も「ちょっと勘違いされてしまいそう系」な雰囲気なので、微妙に躊躇しつつもえいやーっと映画館に。公開2日目とは言えどもまあレイトショーでついでに少々マニア向け作品ですから、満席って事も無くゆったりと鑑賞をば。
でまあ観る前は主役がこの「心を持った空気人形」と言う何ともコミカルであり得ない設定なのでまあ、「笑えてほっこりできてちょっぴり泣ける」みたいな内容なのかなあ…と勝手に想定していたのですが、いやあ、結構「重い」作品でありました。「心を持ってしまった空気人形を中心に綴られる人間描写」ってところでしょうか。なかなか、いやかなりぐーっと引き込まれてしまいましたなあ。予想とは違いましたけど、面白かったです。
