って事で「帰阪ツアー」2日目であります。…とその前に、昨晩宿泊したホテルをご紹介。実は今回泊まったこのホテル、昔からずーっとその存在を知っていた、デカデカとしたネオンが目立つ、誠に場末でお色気ムンムンな場所に立地する某ビジネスホテルに宿泊したのでした。その理由は何と言っても、シングル1泊3,500円!と言う宿泊料金の安さでありました。までもその代わりになかなかのオンボロ具合で、周囲の雰囲気とも良くマッチしたとっても「場末」なビジネスホテルでありました。
この「タラップ」って表示灯が何とも場末感満載でありました。んでそんな場末感満載のビジネスホテルが快適だったのでしょうか、意図せず早朝5時に目が覚めて(笑)しまって、7時前にはチェックアウト。予想外に早めな行動開始なのでありました。でまずは半年振りに元職場の天王寺へ。こんなに朝早くなら、知っている人にも会わへんやろ…と、確信犯的(笑)に朝イチの思い出の場所訪問はココに決定でありました。
んで半年振りの元職場…ですけどまあ、そんなに変わってはいませんでしたなあ。でもその懐かしさにちょっぴりしみじみとしてしまいましたなあ。
んでお次ぎは住んでいた団地に。こっちは約3ヶ月振り。ちなみに住んでいた部屋はまだ空き部屋のままでした。んで、その足でいつもの公園にも。ランドマークの大阪城をしっかりと拝んで参りました。でまあこの辺で「思い出訪ね」は一旦休止。今度は奈良で開催中の「平城遷都1300年祭」のメイン会場、平城宮跡にレッツゴー。開催中に是非とも行ってみなければ!と思っていたのでした。
でまずはこの復元された「第一次大極殿」に。祝日だからなかなかの混雑振りでしたな。
そして反対側にある、同じく復元された「朱雀門」にも。だだっ広い平城宮跡の北端から南端まで歩く事になるので、良い運動になりますよ。おまけに今日も快晴過ぎてクソ暑いんで、汗をダラダラかきながらの徒歩移動でありました。そしてその後は中央付近にあるショップでお土産を買い込んでここメイン会場での目的達成。お次ぎはもう一つの目的、薬師寺へと向かいます。
んで実は初めての薬師寺訪問でありますが、その中でもこの国宝の「東塔」が11月から8年間に及ぶ解体修理に入るとの事で、来月から8年間は観る事が出来なくなるのでありました。おおそれは是非とも観に行かねば!…と意気込んで観に行ったのでありますが、当然巷には私と同じような方々がわんさかいらっしゃる訳でありまして…東塔の前に行ってみたら長蛇の列が。一瞬怯みかけましたけど、コレを観に来たんだからって事で行列に並ぶ事30分、ようやく順番が回って来て、特別に公開しているらしい塔の内部を、開けられた小さな扉から1分程度鑑賞して終了でありました。いやー、贅沢な時間の使い方(笑)でありました。でもその代わりと言っちゃあ何ですが、この薬師寺は当然「お寺」でございますので『仏』がいっぱい。数多くの「仏」を堪能して満足(笑)したのでありました。んで、薬師寺の後は近くにあるこれまた初訪問の唐招提寺へ。
この有名な金堂を目の前にした時はちょっと感動しましたな。薬師寺とは違ってこぢんまりとして落ち着いたお寺でありました。さすが鑑真和上…って意味不明であいすみませぬ。でもってこれにて奈良の旅メニューも終了。家に帰るために大阪方面に向かいます。
んでその帰り道に本日最終の「思い出探し」の地、大阪は上本町に寄り道を。難波にあった新歌舞伎座の移転に伴って新しく出来た複合施設『YUFURA』が完成して様変わりした様子を拝んでいこうと思ったのでありました。でまあ、時間が無かったので中には入りませんでしたけど、上本町界隈が半年前に比べてちょっとだけモダンになったような気がしたのでした。
以上にて1泊2日の「思い出探しの旅〜平城遷都1300年祭付き」もつつがなく終了。何か用事が無いと足を向ける事をついついしなくなりがちですが、ちょこちょこと行きたいものです、第2の故郷には。