古代ローマ人スゲー（ポンペイ展 名古屋市博物館）

本日はこの「ポンペイ展」を鑑賞に。特にどうしても観てみたい！って事もありませんでしたけど、駅にあるポスターに誘われてふらりと暇つぶし的感覚にて名古屋市博物館へ。ところがそんな時には大概予想は外れるのでありまして、これが予想外に面白かったのでありました。古代ローマの技術力の高さは尋常じゃありませんでした。細かな装飾とか観ていて思わずため息が出てしまうほど。でまあ展示品には、そりゃあもう細かな装飾が施された銀器なんかもあったのですが、それを観ながら「でもこんなに手間のかかりそうな食器はまともな食事も与えられない奴隷が作って、その食器を使って貴族は豪華な料理を食べては吐き…と言う「狂宴」をしてたんだよなあ…」などと思ってちょいと複雑な気分にも。
んでそんな見どころいっぱいの展示品の中で、個人的に最も心躍ってしまったのが、「剣闘士の装備品」でありました。うわ、まさにこの映画

「グラディエーター」のリアルバージョンですよ！と、無意味に心躍ってしまったのでありました。いやあでも、細かい装飾が施されたすね当てとか、思わず見惚れてしまいましたなあ。てな感じで予想外にも大満足な展覧会だったのでありました。