がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

家に帰るまでが遠足です

今日は駅前にある大型シネコンで映画を鑑賞したのです。でやっぱり、本編が終わってエンドロールになると途端にワラワラと席を立って帰る人が多いのです。まあ、アカンとは言えないのですけど「エンドロールが終わって上映が完全に終了して館内が明るくなるまでは席を立たない派」の私には、ちょいとばかり気になってしまうのでありました。おまけに今日は目の前の席に座っていたカップルが、エンドロールが始まると同時に席から立ち上がったかと思ったら、そのままそこで脱いでいた上着を着始めて、10秒程度ですけど目の前に立ちはだかれてしまう状況が。…まあ、本編じゃあなくてエンドロールだしなあと思いながらも微妙にイヤな気分に。


でまあ最近映画館で映画をよく観るようになってからふと気が付いたんですけど、この「エンドロールで退席」現象、いわゆる『ミニシアター』と呼ばれている映画館では遭遇する事が皆無なのです、今のところですけど。でまあ、私的分析ですけど、渋好みな映画をわざわざミニシアターに観に来るような人ってのは、この私を含めて『がっつり映画を観るぞー』的気概が高いと言いますか、『映画館に足を運んでお金を出して好きな映画を観に来ているんだから、しっかりと映画鑑賞を楽しもう!』みたいな方々ばかりなのかなあ…と思うのです。


でも、ミニシアターじゃなくて大型シネコンでも「映画館に足を運んでお金を出して映画を観に来ている」のは同じ。ですので、その昔に小学校の遠足の出発前に校長先生からよく聞いた『家に帰るまでが遠足です。』でもありませんけど、『エンドロールが終わるまでが映画作品です。』って事で(笑)、折角なのですから、たとえその映画がつまらなかったとしてもエンドロールをぼやーっと観ながら余韻に浸りつつ、完全に上映が終了して館内の照明が点灯してから退席してもイイんじゃあないかなあ…と思う次第っす。


…「何をヌルい事ほざいとんねん、オッサン!」と言われてしまいそうですけど。悪しからず。