「惜しい」一枚

キャランバ!

そのうち何とかして「実家地域のアマチュア・ジャズ界隈にデビュー」すべく、このところ僅か30分程度ですけど毎日ラッパの基礎練習をしていまして、でまあそんなモチベーションを刺激すべく、久々にCDでも買おう！と思い立ってタワレコさんへ。とは言いつつも2,000円〜3,000円もする「新譜」を買う身分および余裕も無い（笑）んで、名盤再発系のいわゆる「1,000円CD」方面を物色。んで、ブルーノートの限定再発シリーズから、聴いた事が無かったこのリーモーガンの後期作品『キャランバ！』をチョイスしてみたのでありました。

でまあ、このきらびやかなサイドメン、私の好きな ←この『ライトハウス』の2年前のレコーディング、でも何か『イヤな予感』（笑）がするこのジャケット…と、複雑な思いを胸に購入してみたのでありますが、これがまたなかなかの「エエ感じのレコード」でありまして、私のモチベーションを充分に刺激していただけたのでありました。オススメはアップテンポでハード・バピッシュな2曲目。親方のリー・モーガン(tp)はもちろん、メンバーそれぞれの持ち味って言うんでしょうか、「〜節」みたいなんが良く出ていてかっくいーチューンでありました。

でまあ、この作品が「名盤」から漏れて「マニアが愛するアイテム」になってしまったのは、この得体の知れないジャケット（笑）のせいなんじゃないんかなあ、「惜しい」1枚だよなあ…などと勝手に思ったりもしたのでありました。まあこの時代のジャケットってこんなん多いっすけどね。