がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

行け!赤!行け!

グルーヴィー

グルーヴィー


ふと、レッド・ガーランド(p)の「ころっころピアノ」が聴きたくなったので、このガーランドの代表作「Groovy」を引っ張り出して久々にターンテーブルへ。いやあ、この「ころっころ」具合がやっぱ、たまりませんなあ。例えるならそう、まるで『鹿のフン』張り(笑)の「ころっころ」具合。これぞまさにガーランドの真骨頂!ってところですよ。そしてこのアルバムジャケットがめっちゃ良いのです。N.Y.の片隅にあるような「落書き」のジャケット。タイトルの「GROOVY」の2個目の「O」が渦巻きぐーるぐるになっていたり、「RED GARLAND」の頭文字の「R」が逆さまになってたりする「洒落た演出」とかもかっくいーですなあ。んで、個人的にはジャケット右側のレンガのところに書かれてある「GO RED GO」って落書き(このジャケ画像ではちょっと見にくいっすねえ)が何故か気に入っていまして、それを日本語にして(笑)本日の表題といたしました。


…と、「Groovy」の事ばかり書き連ねておりますが、そのレッド・ガーランドの数ある演奏の中で個人的にベストなのは、実はコレだったりするのです。


マイルストーンズ

マイルストーンズ


はい、このマイルスの「Milestones」に収録されている、ガーランド、チェンバース、フィリーのトリオで演奏される「Billy Boy」なのであります。何時聴いても「うわー、かっけー」と思う1曲。ガーランドだけじゃ無く、トリオ3人のチームプレイがビシッと決まって、それが更に格好良さを増幅させている「奇跡の名演」(言い過ぎ?)でございます。って事で、その後コレも引っ張り出したのは言うまでもありません。