がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

しゃーしい(逃げきれた夢)

週末金曜日。

で、今週はいつもの映画館で退勤時間と折り合いの良い時間帯で観たいと思った作品が上映されていたんで、仕事帰りに立ち寄って鑑賞。コレっす。

www.youtube.com

「逃げきれた夢」、邦画っす。こんな作品。

光石研が12年ぶりに映画単独主演を務め、人生のターニングポイントを迎えた男が新たな一歩を踏み出すまでの日々をつづった人間ドラマ。

北九州の定時制高校で教頭を務める末永周平は元教え子の平賀南が働く定食屋を訪れるが、記憶が薄れていく症状に見舞われ、支払いをせずに立ち去ってしまう。ふと周囲を見回してみると、妻・彰子との仲は冷え切り、娘・由真は父親よりもスマホ相手の方が楽しそう、さらに旧友・石田との時間も大切にしていなかったことに気づく。これからの人生のため、これまで適当にしていた人間関係を見つめ直そうとする周平だったが……。

元教え子・南を吉本実憂、妻・彰子を坂井真紀、娘・由真を工藤遥、旧友・石田を松重豊が演じる。「枝葉のこと」などで国内外から高く評価された二ノ宮隆太郎監督が、「2019フィルメックス新人監督賞」グランプリを受賞した脚本をもとに自らメガホンをとった商業デビュー作。

2023年製作/96分/G/日本
配給:キノフィルムズ

予告編を観て面白そうだなとは思ったけど、映画評論サイトでの評価が余り良くなかったので、迷っていた作品だったのです。

までも折角?退勤時刻と折り合いの良い時間に上映されているから観てみよか…と思いまして。

いやー、まあまあ良かったんでねーの?って感想。自分の人生を見つめ直す旅を描いたロードムービーみたいだった。旅はしていないけど。

印象的だったのは、松重豊さん演じる旧友とのやり取りで発される『しゃーしい』って台詞。この博多弁でのやり取りが何とも心地良く感じまして。自分も大学ジャズ研の仲間とこんなやり取りしてたなあ。(笑)

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念のため調べてみました、『しゃーしい』。ま、イメージ通りのニュアンスだったな。

あと、痴呆症になって老人ホームに入っている主人公の父親役が、主演の光石研さんの本当のお父さんだったのにびっくりしたりなど。