ナマいジャズだ

LIVE AT SMALLS / ライブ・アット・スモールズ(直輸入盤 帯ライナー付)

最近はふらりとタワレコさんに寄っても「1,000円ジャズ」関係ばっかりに目が行ってしまって、新譜は2の次状態（笑）になりがちでありまして、本日もまたふらりとタワレコさんに寄って「1,000円ジャズ」関係で未だ聴かぬ良さげなモノを物色してみたものの、特段コレと言ったモノが無い。「でも折角来たしなあ…」と思って一通り「ジャズ」のコーナーをぐるっと見て回ったところ、気になったのがちょっと前からシリーズでリリースされているこのN.Y.のライヴハウス『スモールズ』でのライヴレコーディングCD群でした。何だか面白そうな面子のライヴ盤をあれこれと出しているので気にはなっていたのですが、1,800円と言うお値段に「躊躇」（泣）してしまっていたのでした。んで、今になってようやくそのCD群を手に取って内容をまじまじと見てみるとおお…とっても良さげな感じ。って事で、そのどれもがとっても魅力的な内容だったのですがその中からこの「Jazz Incorporated」をチョイス。この作品、

NYメインストリームの中核をなすトランペッター"ジェレミー・ペルト"をフロントに、レジェンダリー・ドラマー"ルイ・ヘイズ"、ボストン出身のピアニスト"アンソニー・ウォンジー"、近年のサイラス・チェスナット・トリオへの抜擢など頭角を現した実力派ベーシスト"デズロン・ダグラス"によるワンホーン・カルテット「ジャズ・インコーポレイティド」が贈るスペシャルなライヴを収録した本作。

って事ではい、ジェレミー・ペルト(tp)のワンホーン・カルテットな訳でありまして、ソレに惹かれて購入っす。

んで、早速聴いてみました。いやあ、何ともアツい「今の生なジャズ」であります。昔から注目していましたけど、流石なりジェレミー・ペルト！って感じっす。こんなん実際に生で聴いたらおそらく嬉しさのあまり卒倒してしまうと思います、はい。でもって「ライヴでは以外とアグレッシヴなんやなあ…」とか、「フレディ・ハバードがアイドルだって事は知ってたけど、めっちゃフレディの影響が出てるなあ…」とか、色々とジェレミー・ペルト新たな一面を見る事が出来て、なかなか新鮮だったのでした。

いやあ、貧乏臭い事ばっか言っていないで、新譜もしっかりとチェックすべきやなあ…と、反省させていただいた1枚でありました。とほほ。