粛々と独りでお留守番出勤を終えた後、今晩は名古屋ブルーノートにコレを観に行って来ました。
はい、テレンス・ブランチャード(tp)のライヴっす。
実は私、このテレンス・ブランチャードさんは、特に好きなラッパ吹きでも無かったのですが、今年の3月に北川潔師匠とお会いした際、師匠がこのテレンスさんを絶賛されていたので、それ以来気になっていまして、そしたら今日、名古屋ブルーノートでライヴがあると言う事なので、観に行く事にしたのでした。
で、ライヴはやはり昨日ポチったこの新作、
からの演奏でして、ラッパに取り付けた無線マイクで拾った音にエフェクトをかけて、電化マイルス的なスタイル。とは言えやはり「生」の迫力からか、なかなかエエ感じな印象でありました。サイドメンの若手テナー奏者、ブライス・ウィストンも、初めて聴いたけど、めっちゃ上手い。
と、2曲を演奏し終えた時点で、そのブライスさんがステージを離れて、代わりに入って来たのが、この新作にもゲストで入っている、ラヴィ・コルトレーン(ts,ss)。そう、あのジョン・コルトレーンの息子、ジャズ・ジャイアンツの中でも飛び抜けて巨人なお方のDNAを受け継いだ人です。存在は知っていましたけど、聴くのも観るのも初めて。んで、そのラヴィさんを迎えて3曲目がスタートしたのですが…そのラヴィがめっちゃカッコエエのなんのってもう、ちょっとビックリでした。で、その後はもう、「ラヴィの虜」(笑)状態となりまして、あっという間にライヴは終了。
ってな感じで、いやあ、エエライヴでした。もう、ラヴィに全部持っていかれましたな。あ、でもテレンスさんもかなり良かったです。総じて「生」はやっぱりエエですな。観たいと思ったライヴは躊躇せずに行くべきだと思いました。