がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

変幻自在

先日大阪で買い求めた、山田友和(tp)君のアルバム「Ordinary Day」を聴きました。で、前にも書きましたけどこの山田君、ウチのジャズ研のセッションによく顔を出してくれていまして、何度か一緒にセッションをした事もあってまあ、自分的には「お知り合い」(までも昔の事なので、ご本人には認識されていない(笑)かと思います。)なのでした。んでそんな山田君が今年の5月に、ウチのジャズ研出身のプロ・ミュージシャン連中もCDを発売したりしていてお世話になっている(?)『JAZZ LAB. RECORDS』さんからリーダー・アルバムを出したって情報を知って、おまけにメンバーにはこれまたウチのジャズ研出身の里村稔(ts)君が入っている…って事で、ちょっと気になっていたのでした。んで、先日の帰阪の際、晴れて(?)買い求めた次第っす。
んで、この作品ですがまあ、私の嗜好でありますところの「バップ」系では無くてうーむ、言い表すのが難しいっすけど、「クロスオーバー」?「無国籍」?…ってな部類のジャズであります。で、自分の嗜好と違うからアカンかった…って訳ではなく、なかなか面白くてエエ感じの内容で、おお山田君、なかなかやるやん!って印象。癒しを感じる曲があれば、トリッキーな今のジャズっぽい曲もあり…ってな内容で、それが全曲山田君の手による作曲、編曲でもうまさに「変幻自在」で、こんな才能があったんだなあ…などと、上から目線で(笑)感心してしまいました。
そして後輩の里村氏のテナーも久し振りに聴きましたけどいやあ、昔から上手かったけど更に技に磨きがかかっていて驚かされました。このアルバムでも難しいテーマやフレーズをブリブリと吹きまくっておりまして、「今のテナー吹き」って感じで好印象でした。