金曜日。で今週も仕事帰りに映画鑑賞。コレを観ました。
「狂猿」。プロレスラー、葛西純のドキュメンタリー作品。
でも「葛西純」ってプロレスラーの存在は知りませんでした。デスマッチのカリスマ的存在のレスラーとの事ですが、知らんかったなあ。
いやあでもやっぱり、子供の頃は隣の母親の実家にまで行ってプロレス好きな祖父と一緒に毎週欠かさず全日本プロレスを観たり、中坊の頃は新日本プロレスにハマって友人と興行を観戦に行ったり、社会人になってからは総合格闘技「PRIDE」の興行を、大阪ドームやさいたまスーパーアリーナまで観戦に行った経歴を持つこの私、やっぱり「格闘技系」は好きみたいで、葛西純さんの事は何も知らなかったけど面白かったです、このドキュメンタリー。
でもデスマッチのシーンはめっちゃ痛々しくて、思わず目を背けたくなる映像がてんこ盛り。鉄串を頬に貫通させるのとか、カミソリで相手の額を切るとか、なかなかエグいシーンもあって直視に耐えられなかったりもしましたかなあ。
しっかしまあ、あれだけ流血や大怪我しながらも無事(じゃ無いけど)に「生還」するのはやっぱり日頃の鍛錬の賜物なんでしょうなあ。プロですわ。デスマッチがメインのハードコアレスラーって、特殊技能な職業なんかもなあとか思ったり。
あと、このサブタイトル「生きて帰るまでがデスマッチ」、コレもエエですな。なんかその昔の小学校の遠足の時の、出発前の校長先生の挨拶の定型文「家に帰るまでが遠足です」みたいで。(笑)
余談ですが、いつものマチナカミニシアター系映画館で鑑賞したんですけど、やや前方の真ん中辺りで前後左右が空席になっている席を選んで入場したんですが、着席して数分後に入ってきた1人客が隣の席に座って来てちょっとビックリしたりなど。
え?1席ずつ空けて座るんとちゃうの?席の番号間違えてる、俺?とか思って思わず自分のチケットの席番号を確認したけどちゃんと合ってるし、じゃあこのおっさん(=隣の客)が間違えてる?それとも敢えて自分の隣の席を取った?真ん中で観たいから?…等々、あれこれと疑念が錯綜しましたが、自分は正しい席に座っているので移動なんかせえへんぞ!と、コッチも頑なな気持ちになり、結果、見ず知らずのおっさん2人がコロナ禍のこのご時世に肩を並べて映画鑑賞する羽目に。(笑)
んで、この映画館では緊急事態宣言が解除されて「1席ずつ空けて販売」するのを解除したみたいなのですが、複数人で鑑賞に来ているのなら兎も角、1人で観に来たのならば満席でもない限りは1席空けるのがコロナ禍のご時世のマナーでしょ…とか思っていたのですが、そんな事を思わない人もいるのを学びました。なので今後、この映画館では左右が空いている席を選んだつもりでも、後から来た人に隣に座られるリスク(笑)がある事を考慮に入れて座席指定せなあきませんなあ。面倒臭い。(笑)