最後の夏季休暇休暇な月曜日。
で、月曜日と言えば地元のシネコンが「メンズデー」で鑑賞料金1,200円なので(笑)、映画鑑賞に。コレを観ました。
ジョニー・デップ製作/主演で話題の作品「MINAMATAーミナマター」っす。日本の水俣病の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」を題材に描いた内容…なのですが、その辺の内容よりも、参考にしている映画批評サイトがこの作品をクソミソにけなしていたのが気になって観てみたくなった(笑)のでした。
曰く「ひどいフェイク日本映画」と評されていて、日本の水俣を舞台としているのに、日本の描き方がいい加減すぎるし、内容も曖昧なのだそう。で、逆にそこまでけなされるのが気になったのですが、個人的にはそんなに悪くはありませんでした。むしろ面白かったかも。
まあ、言われると確かにリアリティに欠けるトコロは色々ありましたが。被害者団体のリーダーの真田さんの子役のエキストラ?の女の子がアジア人じゃなくてどー見ても白人だったり。あと個人的には冒頭にジャズクラブでのシーンがあって、ステージでバンドが『モーニン』を演奏しているんですが、そこに流れている「音」がジャズ・メッセンジャーズのあの『モーニン』がそのまんま使われていてめっちゃ違和感だったのでした。
でも、そう言った一部の違和感に目を瞑れば、なかなか良い作品でした。「ひどく」はなかったですな。まあ、その参考にしている映画批評サイトさんはめっちゃ辛口なので。(笑)