仕事納めでクリスマスイブな本日ですが、もちろん何の予定も無い私は、
先日の宣言通り、仕事帰りにいつものマチナカミニシアター系映画館にて今日から上映の、
「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」を上映開始当日に鑑賞。なかなか面白かったドキュメンタリー作品。めっちゃ豪華なインタビューゲスト陣で、ソニー・ロリンズ御大を筆頭にジャズ・ジャイアンツも数多く出演。5年前の2016年に制作されたので、今や鬼籍に入っておられるジミー・ヒースやマッコイ・タイナーのインタビュー映像が貴重だったなあ。
そんな中で一番良かったっちゅうか印象的な映像だったのが、コルトレーンのプライベート映像。アリス・コルトレーンとの間に設けた子供たちと戯れるコルトレーンの姿は、「テナー・ジャイアンツ」でも「聖人」でもなく、『パパ』でした。そんな、今まで観た事が無かったコルトレーンの姿や表情に思わずほっこり。ああ、やさしい人やってんやなあとか思ったりなど。
でも、終盤の日本編みたいな場面はあんましいただけなかったかも。以前から知っていた長崎のエピソードはまあ良いとして、その後に出てくる大阪のコレクターさんの辺りは失礼ながら特に必要無かろうかと。極東の島国、日本にもこんな熱心なコルトレーン愛好家がいるって事を描きたかったのかな？意図があまり伝わらなかったですわ、あの部分は。
