Apple Musicのおすすめにコレが表示されました。
マイルス・デイヴィスのライブ音源かな?
で、『The Last Tour 1960』ってクレジットを見て、ピピっと反応しまして。
ちゅうのは、長年探している、
このレコードと同じ音源では?と思ったんす。
このレコード、『ドラゴン』ってレーベルで、1990年の前半頃かな?マニアックな未発表音源を幾つかリリースしていて、この、マイルスとコルトレーンのラストライブと言われる、ストックホルムでのライブを記録した、このレコードもそんな中の1つ。
で今、自分の手元には無いから誰かに借りて聴いたんかな?その中の『On Green Dolphin Street』での、ジョン・コルトレーンさまのソロが衝撃的っちゅうか非常に印象的で、ずーっと耳に残っていたんすわ。
そのソロが、1コーラス目はいつも?のコルトレーンな感じだったのが、2コーラス目でなんかね、「どないしたん?コルトレーン」と思ってしまうような、らしくないと言えばコルトレーンらしくない、まるで何かに取り憑かれたかのように『ライク・ソニー』に似た、8小節のフレーズを繰り返すんですわ、まるっと1コーラス。そしたら3コーラス目からラストまでは、今度は別の意味で「どないしたん?」と思ってしまう程な、怒涛の『シーツ・オブ・サウンズ』なフレーズ。ほぼ32音符の洪水。ソレがえげつない程にカッコ良いんす。
そして、3コーラス目以降の咆哮の"トリガー"だったかのような、まるで呪文みたいな2コーラス目の『ライク・ソニー』に似た、あのフレーズがずーっと頭の片隅に残ってまして。
そして時代は流れて、音楽鑑賞がサブスク全盛となった今、時々ふとあのレコードのコルトレーンが聴きたくなって検索してみてもそれらしきモノは見つからず、コレそうかも?と思うヤツに巡り会ったりもしたけど、聴いてみたら違ったりで、もうほぼ諦めたっちゅうか忘れかけていたトコロにこのアルバムを見つけて、にわかに色めき立ったりしたのです。そしたら…
コレですわ。\(^o^)/
コルトレーンの2コーラス目で、あの耳にこびりついた呪文みたいな8小説フレーズの繰り返しが。そしてその後のコーラスから怒涛の32音符責め。間違いないですわ。確定っす。
あーコレでようやく何時でも聴けるな。(笑)