がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

「クソ」の鑑(犬鳴村)

週末金曜日なので仕事帰りは夜更かしOKターイム。って事で、いつもの映画鑑賞にて夜更かしする事に。

で今日は、会員になっているミニシアター系映画館じゃなくて、駅前エリアにあるシネコンで観たい作品が上映されていたので、ソレを観る事に。この作品です。

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うえーい、邦画ホラー。「犬鳴村」っすわ。ちなみに今日が全国公開初日。どんだけ好きやねん?って話ですねはいそうですね。いやあ、なんか観てみたくなってしまったのです。「呪怨」の清水崇監督作品やし。

あと、事前にウェブでの評価を見たらめっちゃ評点が低くて「クソ映画」扱いされていて、逆にソレが気になって観てみたくなったのと、

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ウェブか映画館で観た、このチャラい予告が印象に残っていて、コレほどまでに「クソ」な作品、コレはもう観てみなアカンやろ!って事で、めっちゃ観てみたくなったのでありました。

んでその前に晩飯を…って事で、そのシネコンへと向かう道中にある、例のアノ店へ。はい、

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久々にいきなり!でステーキを。カットステーキ300gをオーダー。ちょっとオーダー手順が変わりましたな。席でオーダーを聞いてくれるようになってたし、安価なメニューも増やしているような。経営不振の打開策なのでしょうなあ。

で、腹を満たした後、そのシネコンへ。でもまだ上映まで30分以上あったので、シネコンの隣にある商業施設、ココにはラッパのレッスンに通っていた楽器店が入っているのですが、レッスンに行かなくなってからは寄り付きもしておらず(笑)、なので久々に行ってみる事に。楽器店じゃなくて商業施設に。そしたら、

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1階の吹き抜け広場にエヴァ初号機が居ました。

と、そんな事をしつつ時間つぶしをした後、お待たせしました(笑)、ようやく本題の映画鑑賞へ。

…が、思ってたよりかはマトモっちゅうか、面白く観られましたわ。ハードルをかなり低く設定していたから(笑)そう思えたのかもしれませんが。

までも、「クソ」な要素は満載でしたかなあ。ウェブの評価にも書かれていたけど、後半からの展開がなんか雑い印象。ああ、やっつけたなーって感じ。異形のラスボスも唐突だったし、タイムリープ的展開も?やったけど、個人的に笑ってしまい、かつ印象的だったのが、終盤のワンシーン。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、主人公の女性が家系的に霊感が強くて霊が見える設定で、最後の「決戦」的シーンの終了後、物語に関係する、自分と「縁」のある、亡くなった人々の霊の姿が母方の実家の墓地の周りで見えるってシーンがあって、その霊の姿は自分だけにしか見えていなくて、その霊たちも何も言わずに主人公をただ見守っている…ってのが、なんだか「スター・ウォーズ」の初期3部作のラスト、エピソード6のエンディングに見えてしまったのです。(笑)

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これこれ、コレっす。ルークが父親のダース・ベイダーを倒して、その亡骸を森の惑星、エンドアで荼毘に付した後、勝利を祝う祭が行われ、その最中、ルークがひとり後ろを振り向くと、亡き師匠たち、オビワンにヨーダ、そして父親のアナキン(=ダース・ベイダー)の霊体がみんなでルークを優しく見守る…ってこの感動的なシーン、コレとシンクロしてしまったのであります。

で思わず「フォースよ共にあれ」かいっ!コレは…と、ひとりツッコミしてしまったのでした。いやあ、わかる人にしかわかなんかあ、このイメージ。(笑)

と、そんなこんなで、コレはコレで「クソ」の鑑な迷作?やなあとか思ったりなど。この作品もまた「良くも悪くも邦画」でしたかなあ。までも意外と楽しめました。