がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

訃報

先週日曜日の朝、久々にフルバンのバンマスからメールが届いているのに気が付きました。

お、コレはようやく活動再開に向けての相談メールか?とか思い、ちょっと喜びつつ件名を見たら、そこには「訃報」の2文字が。

Σ(゚Д゚ υ) アリャ、ハズレかあ、残念。中高年が占めるメンバー構成なので、メンバーの親御さんが亡くなられた報告かな?とか思ったら、それも違いました。

…なんと、バンドメンバーさん本人が土曜日の朝に亡くなったと言う訃報でした。内容を見た途端に絶句。

そのメンバーさんはベーシストで、現メンバーの中では最年長と言っても60代で、数年前に癌が見つかって手術されたのですが回復されて音楽活動も再開して、その後も再発されたりしたものの、抗がん剤等の治療によって癌と上手く付き合いながら日常生活を送っておられて、音楽活動も続けておられ、フルバンの練習にもほぼ欠かさず参加されていたのでした。

そしてコロナ禍になってフルバン活動が休止となり1年と数ヶ月間、お会いしていなかったのですが、まさかこんな形でお別れする事になるとは。言葉が出ませんでした。

そして今のコロナ禍のご時世で、告別式にもバンドからは代表の数名でしか参加出来ないと言う事で、このCDを聴きながら弔わせていただく事に。

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メンバーさんが参加しているCD。そのメンバーさんは関西で精力的に音楽活動をされていて、ジャズクラブにもよく出演されているセミブロ的ベーシストで、参加されているバンドで作製したCDを以前、ご本人からいただいていたのでした。

そしてやっぱりそのCDを聴いていると、そのお方との思い出を色々思い出しますな。

心優しくて、何よりもジャズが好きで、楽しそうにベースを弾いてはる方でした。良いソロをするとめっちゃ喜んでくれて「ソロ、良かったで」と声を掛けてくれました。思えば、その方に褒めてもらいたくてソロのネタをコピーしたりしていたのかも。

まだまだ思い出は尽きず、改めて残念な訃報で無念ではありますがどうぞ、安らかにお眠り下さい。

(当初は訃報を聞いた当日に書こうと思っていましたが、バンマス他メンバーの方々が訃報から1週間後辺りでSNSにこの件をUPしてたので、それに倣って今日の日付で書く事にしました。)