がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

初心に戻る(ミンナのウタ)

今日は午後にお寺さんが来るので、仏壇のある部屋でクーラーを入れたいから外出して来い!と父親に命ぜられたので、午後から外出して、いつもの地元シネコンにて避暑する事に。

ちなみにウチの両親は、自分が部屋に居てクーラーをつけている時に他の部屋のクーラーを入れるとブレーカーが飛んでしまうと恐れているので、こんな事を言うのです。確かにウチは古い家なので電気の契約アンペアが少ないとは思うけど、今まで試しに2台つけた事も無いし。

って事で、これを観ました。

www.youtube.com

「ミンナのウタ」。ジャパニーズ・ホラーっす。清水崇監督作品。

こんな内容っす。

ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバー7人が本人役で主演を務め、「呪怨」「犬鳴村」の清水崇監督がメガホンをとったホラー。

人気ラジオ番組のパーソナリティを務める「GENERATIONS」の小森隼は、ラジオ局の倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた古いカセットテープを発見する。その後、小森は収録中に不気味なノイズと少女の声を聞き、行方不明となってしまう。事態の解決を急ぐマネージャーの凛は、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバーたちに話を聞くと、彼らもリハーサル中に少女の霊を見たという。やがて霊の正体は「さな」という女子中学生であることが判明するが、彼女が奏でる呪いのメロディによって恐怖の連鎖が引き起こされていく。

「GENERATIONS」のメンバー全員が本人役を演じ、彼らの活動の裏側や日常風景も織り交ぜながら描き出す。マネージャー・凛役で早見あかり、探偵・権田役でマキタスポーツが共演。

2023年製作/102分/G/日本
配給:松竹

ちょうど良い時間帯で上映してたのと、清水崇監督と言えば、初期の『呪怨』シリーズから、最近の『村』シリーズまで、作品が公開されると気になって、なんだかんだで観てしまっている監督…なんだけど、『村』シリーズ3部作で、さすがにお腹いっぱいになって来たんで(笑)、今回のこの作品には食指が動かなかったんです。

あ、あと今作の前に、

kikaijima-movie2023.jp

この「忌怪島/きかいじま」って作品もあったけど、地元シネコンで上映されていなかったんでスルーしたなあ。

でも、いつも観ている映画評論ブログの1つがこの作品を採り上げていて、「期待せずに観たけど予想外に怖かった」って評してて、それでちょっと気になってしまったかな。

そんなタイミングが重なって、結局観てしまった(笑)んだけど、これが予想外に良かった。面白かったではなくて良かった。

ちゅうのは、久々に「清水節」っちゅうか、あの『呪怨』のじめっとした怖さが復活してたから。特に、他のレビューでも書かれてあるけど、お母さんが登場するあのシーンは怖かった。みんな書いているけど、この作品で『呪怨』のセルフオマージュしてるよね?監督。あの「初心に戻った」かのような演出は、清水崇Jホラーの真骨頂だよなーとか思ったり。

でもねー、全体的にはまだまだだったかなあ。特に違和感を感じたのは、ポータブルカセットテープレコーダーで「逆再生」するところ。あんなちゃっちいポータブルカセットプレーヤーに逆再生の機能なんて付いてへんやろ!( `д´) ケッ!

…と、ケチ付けたけど、そやんな、付いてへんかったよな?