がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

唖然のラスト(12日の殺人)

週末金曜日。

で今日は久々にいつものマチナカ映画館に寄り道して映画鑑賞をば。

コレを観ました。

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「12日の殺人」ってフランスの映画。自分の「観たいメモ」には無かった作品だけど、面白そうだったんで観てみる事に。こんな内容。

「悪なき殺人」で話題を集めたフランスのドミニク・モル監督によるサスペンススリラー。ポーリーヌ・ゲナによる2020年のノンフィクション書籍をもとに、モル監督とジル・マルシャンが共同で脚本を手がけ、未解決事件の闇に飲み込まれていく刑事の姿を描き出す。

10月12日の夜、女子大学生クララが焼死体となって発見された。捜査を担当するのは、昇進したばかりの刑事ヨアンとベテラン刑事マルソー。2人はクララの周囲の容疑者となり得る関係者に聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係を持っていたことが判明する。殺害は明らかに計画的な犯行であるにも関わらず、容疑者を特定することができない。捜査が行き詰まるなか、ヨアンは事件の闇へと飲み込まれていく。

主人公の刑事ヨアンを「恋する遊園地」のバスティアン・ブイヨン、相棒マルソーを「君と歩く世界」のブーリ・ランネールが演じた。2023年・第48回セザール賞で作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞を受賞。

2022年製作/121分/G/フランス
原題:La nuit du 12
配給:STAR CHANNEL MOVIES
劇場公開日:2024年3月15日

…なんか、思っていたのと違った。

冒頭に発生する殺人事件が二転三転、いやそれ以上の「どんでん返し」があって、ラストに衝撃の結末!…みたいなんを期待していたけど、クローズアップされるのは、殺人事件を捜査する刑事チームの「人間模様」で…なーんか拍子抜けだった。なので案の定、途中で眠くなって、ストーリー展開をロストして、それでますますおもしろくなくなった感が。

更に驚いたと言うか唖然としたのがラストの〆展開。ネタバレになるけど、この殺人事件、未解決のまま終わっちまいます。それでラストに主人公が、辞めてしまった同僚に向けて心境を吐露するんだけど、

やあ、君が辞めてから暫く経つけど元気にしているかい?あの事件は未だ解決していないけど、めげずに捜査を続けるよ。

みたいな台詞で終了。

いやあ、コレにはちょっと…IKKOさんちゃうけど『背負い投げ〜』でぶん投げられて、そのままトンズラされたような、そんな気分になったなあ。(笑)