がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

いろんな人がいるもんだ(あいちトリエンナーレ)

相変わらずクソ暑い中、今日は現在開催中の「あいちトリエンナーレ」のメイン会場、愛知芸術文化センターへ。で、10月31日までの期間中、目一杯「現代美術」に触れ合ってやろうと思い、でもって3回程度行けばモトが取れる(笑)値段だったので、3,500円の「フリーパス」を購入。「これで10月31日までの間は何度でも観賞出来るな…」と、ちょいと気楽な気分で観賞開始…したのですが、コレが気軽に観始めた割にはなかなか充実の内容だったのでありました。
いきなり度胆を抜かれたのが「蔡國強(ツァイ・グォチャン)」氏の巨大な和紙を使用した「火薬絵画」。作品と共に制作過程の映像が観られるのですが…いやあ、感動すら覚えてしまいました。
あと、やけに印象深かったのが、ソニア・クーラナさんって言うインドの女性アーティストの作品。

…今回は、パフォーミング・アーツ部門で公共の空間に自ら身を横たえるパフォーマンスを通して、都市や空間との出会いの究極の形を提示、ビジュアル・アーツ部門でも写真や映像などのインスタレーションを展開する。

って事で、このソニア・クーラナさん本人が路上とかに寝転がっている、ただそれだけの写真や映像の作品なのですが…何故だか見入ってしまったのでありました。
もちろんその他にも作品てんこ盛りであります。でもって一部の作品は撮影可能だったりします。

シロクマっす。

おっと、転んじまったい。以上、三沢厚彦さんの作品です。

バングラデシュのフィロズ・マハムドさんの作品。『軍国主義の象徴としての戦闘機を、市民の生活や生存を象徴する穀物で覆い尽くした立体作品』なのだそうです。


んで、この「あいちトリエンナーレ」のメイン・アーティスト的存在として扱われておりますところの草間彌生さんの作品は出口横のエントランスにどーんと置かれてありました。個人的にはコレ、どーしても「バロムワン」を思い出してしまうのですが。いやあ、インパクトは強烈ですな。

で、会場に隣接する「オアシス21」と言う施設の屋上(?)にも、こんな草間作品がありますのでついでに観賞を。ピンク地に黒水玉模様の物体が、プカプカと水に浮かんでおります。この妙ちくりん具合が…現代美術(笑)ですなあ。
てな感じで気軽に観賞してみた割には充実の内容だったのでありました。いやはや、世界にはいろんな事をしてはる人がいますなあ。