週末金曜日。
で今日は退社時間と折り合いの良い時間で食指の動く作品が上映されていたので、仕事帰りにいつものマチナカ映画館へ。うちのエリアでは東京から1週遅れで今日から公開のコレを観ました。
「フリー FREE」。こんな内容のアニメーション作品。
20年の時を経て祖国アフガニスタンからの脱出を語る青年アミンの姿をとらえたドキュメンタリー。主人公をはじめ、周辺の人々の安全を守るためにアニメーションで制作され、アカデミー賞で史上初めて国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞の3部門ノミネートを果たした。また、アヌシー国際アニメーション映画祭でも最高賞となるクリスタル賞ほか3部門を受賞している。父が当局に連行されたまま戻ることがなかったアミンは、残された家族とともに生まれ育ったアフガニスタンから脱出した。やがて家族とも離れ離れとなったアミンは、数年後たった1人でデンマークへと亡命する。30代半ばとなり、研究者として成功を収め、恋人の男性と結婚を果たそうとしていたアミンだったが、彼には恋人にも話していない20年以上も心に抱え続けていた秘密があった。親友である映画監督の前で、アミンは自身の過酷な半生を静かに語り始める。監督は自身も迫害から逃れるためにロシアを離れたユダヤ系移民であるヨナス・ポヘール・ラスムセン。
この映画.comさんの解説や予告編にも表記された、『主人公をはじめ、周辺の人々の安全を守るためにアニメーションで制作され、』ってトコロに食指が動いたっちゅうか、そんなに危険な内容が盛り込まれたドキュメンタリーなのか、そんな壮絶な実話なのか…と、気になってチョイスしたのですが、まあ、確かに壮絶な物語ではありますが、勝手に期待し過ぎてしまったかも。
でもこういった類のアニメーション作品、完全なドキュメンタリーをほぼアニメーションで表現するのはなんか新鮮だったし、あと、コレは他の人も触れてますけど、物語の後半で、主人公が家族に自分がゲイである事を告白した時の、長兄の取った行動がめちゃカッコ良かった。やるやん、長兄!と、思わず心の中で拍手しちまいましたな。