1月も最終土曜日。
で、ビミョーに粉雪がチラついたりして、不安定な天候だった本日は、地元シネコンで映画鑑賞。コレを観ました。
「そして僕は途方に暮れる」です。邦画。
特段観たいとは思っていなかったけど、いつも参考にしている映画批評ブログさんが、この作品にめっちゃ高得点を付けていて、それで気になったら丁度地元シネコンで上映してたんで観ようと思いまして。
あと、ワシらの世代だと、このタイトルを見聞きすると、まず100%の確率で、
コレを思い出すので(笑)、歌詞とかが作品内容と関係があるのかなあ…って妙なトコロも気になったりなどして。ちなみにこの曲が収録されたLPレコード、持ってますねん、『コンフュージョン』。(笑)懐かしいなー、当時のワシらのロックスターだったからなあ、大沢誉志幸さん。
閑話休題。
で、内容をまた映画.comさんから丸コピペ。
三浦大輔の作・演出、「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔主演で2018年春にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」を、舞台に続き三浦と藤ヶ谷のタッグで映画化。
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいるが、あることをきっかけに彼女を裏切ってしまい、里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉・香、母・智子のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。
三浦がメガホンを取り、藤ヶ谷が裕一役で主演を務めた。
2022年製作/122分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
と、「参考にしている映画評論ブログでめっちゃ高評価」ってのだけを頼りに観たんだけど、コレが思いがけなく良かったのでした。なんか色々と『刺さる』モノがありましたよ。
そして特に印象的だったのは、後半に主人公が自分の気持ちを吐露する際に連発される『なんか』って単語。ここが『なんか』、刺さりましたなあ。(笑)
ストーリー展開の緩急も良かったし、アタリな邦画でした。
そして、当初気にしていたタイトル、「そして僕は途方に暮れる」は、そのものズバリ、エンディング曲になってました。しかも大沢誉志幸さんが改めてセルフカバーしたニューバージョンで。さらにこの作品の音楽担当が、長谷川朗氏の義理のお兄さん、ギター奏者の内橋和久さん。と、音楽関係であれこれ驚かされる事に。(笑)
あと、この作品にも前田敦子さんが出演してて、最近観る邦画にはかなりの確率であっちゃんが出演してますわ。色々な監督に起用される良い俳優さんになったんやねえ、あっちゃん。