がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!となって大阪

不意の3連休の真ん中の土曜日。

で、土日は天気も悪いみたいだし、喘息その他で体調も芳しくないので自宅引きこもりでラッパの練習に重点を置いて、いけそうならゴルフの練習にも…とか思いつつ、自部屋でラッパの基礎練習から始めたものの、唇の反応が悪くて自分のイメージとは程遠い音しか出ないし(日々の練習をサボり倒しているのを棚に上げて言うてますが)、おまけに吹いてる途中で喘息の咳も出るしで、

ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

となって、練習を休止してウェブ界隈に逃避を。

で、あれこれと徘徊していたらふと、このライブの事を思い出して確認を。

7/8(sat) Bar 酒音

1st. 19:30~/2nd.20:30~ 入替なし

Vo Jasmine
Tp 田中洋一
Bs 神田芳郎

あーやっぱり今日やったわ。うちのフルバンと度々共演させて頂いているヴォーカルのジャスミンさんの復帰ライブ。

ジャスミンさんの本業はお医者さんなので、コロナ禍が始まった2020年以降、音楽活動をキッパリと休止して本業に専念されていたけど、ようやく感染が落ち着いた事もあって、3年以上振りにライブ活動を再開するって事で、それが今夜のライブでして。

それに共演するのは田中洋一先生。

ええ、

gan-jazz.hatenablog.com

1回だけ合同レッスンを受けただけですが「先生」っす。(笑)

そんな所縁のあるお二人は、このベースの神田さんを含めたトリオでちょくちょくライブしてはるのですが、実は今まで1度も聴きに行った事が無くて。

で、時間はまだ14時。ライブ開始は19時30分からなので余裕で間に合う。それに今日は土曜日。明日も休み。お店の場所も淀屋橋。なので、ラストまで聴いても最終の新幹線に乗って「日帰り」で帰れそう…って事で、家でクサクサしているのがアレだったんで、コレはもう行っとこ!と決意して、15時過ぎに家を出て急遽帰阪の旅へ。

で折角なので、ライブの前に行ってみたかったトコに立ち寄る事に。それがコチラ。

www.seeed.net

大阪梅田の中古レコード店。ちょっと前に長谷川朗氏に教えてもらって、なかなかの品揃えもよくて、値段もリーズナブルだったって事で、行ってみたいと思ったお店。

で、17時過ぎに大阪は梅田に到着して、堂山町方面へ。そして堂山町のいかがわしげ(笑)な歓楽街を抜けた辺りに

ありました。古い雑居ビルの2F。

とっても雑居ビル。(笑)で、恐る恐る入り口のドアを開けて入店すると…ソコは「ザ・中古レコード屋」でありました。ギッチリとレコードが入れられた『エサ箱』がズラリと並んで、そのエサ箱の前にもレコードの詰まったダンボール箱が。いやあ、その懐かしい雰囲気にアタマがクラクラ(笑)しましたな。学生時代にしこたま通い詰めた、長堀橋の雑居ビルの4Fにあった「ミュージックマン」を思い出しましたわ。

で、気の良さそうな店主さんに挨拶されつつ、超久々にエサ箱漁りを。いやいや、結構疲れますな、エサ箱漁り。こんなにシンドかったっけ?…とか思いつつ5箱目辺りだったかな?で、驚愕の「出会い」が。いやーびっくりした。まさかコレに出会うとは…って1枚に出会って、勿論ソレは確保。それで勢いづいて(笑)、エサ箱漁りを続ける事1時間、まだ全部漁れていないけど疲労がピークに。それに衝撃の1枚との出会いもあってすっかり満足したんで、今日はこのくらいにしといたろかって事で、2枚の収穫にてフィニッシュ。

それがコレっすわ。

そう、左の「SAM NOTO」、コレが「衝撃の出会いの1枚」ですわ。

gan-jazz.hatenablog.com

この時に存在を知って、Apple Musicでリーダー作を探しても見当たらなかったお方のリーダーアルバムが、不意に目の前に現れてもう、歓喜\(^^)/したのでありました。あ、あと右のナット・アダレイのは、レコードを持っていなかったんで。

いやーでも、コレだから中古レコード屋でのエサ箱漁りはやめられへんっすなー。店主さんもエエ人やったんで、機会があればまた行ってみようかと。

閑話休題

そして18時30分過ぎに梅田から地下鉄に乗って1駅、本日のライブ会場のお店がある淀屋橋駅へ。

www.facebook.com

コチラの「Bar 酒音」さんってお店。初訪問のお店。

でこのフェイスブックに載っていた、お店への行き方の画像を見ながら指定の出入り口を出ると、

中央公会堂のすぐ近くなんですな。淀屋橋と北浜の中間辺りなのかな。

それで、その行き方通りに進むと5分も掛からずに、

本日のお店「Bar 酒音(と書いて”シュオン”らしいっす)の前に到着。でもココからが初訪問者には「難関」(笑)だった。

先のお店のフェイスブックに書かれてあるんだけど、なんと、出入口の向こうは別のお店。そのお店の中を通り抜けて奥の階段を3Fまで上がると「Bar 酒音」さん。

ちゅう事で、違う店の扉を開けて、違う店の人に「いらっしゃい!」と声を掛けられつつスルーして、最奥の

この階段へと辿り着き、3Fまで上がって「Bar 酒音」さんに無事到着。なかなか面白い体験でした。(笑)

そしてお店に到着したのが19時15分過ぎ。こぢんまりとした、いかにも「Bar」って感じな、キャパは20名程度かな?って感じのお店。ラッキーな事に演奏スペースの真ん前の1人席に座れました。

そして19時30分きっかりにライブがスタート。

1曲目は洋一先生と神田さんのデュオから始まるスタイル。

そして2曲目からジャスミンさんが合流。

いやー、スゴかった。ジャスミンさんの歌はウチのビッグバンドと共演する時しか聴けてなくて、こんな小編成での歌声は初めてだったけど、圧倒的な歌唱力。めっちゃ上手い。先述のコロナ禍による3年以上のブランクを微塵も感じさせないパフォーマンス。なにより、めっちゃ楽しそうなのが素晴らしいっす。

そしてやっぱり田中洋一先生は素晴らしいっすわ。で、演奏を聴きながらふと、

gan-jazz.hatenablog.com

この時に洋一さんを初めて聴いた際の「心の激震」を反芻してました。いやー、こんなふうに吹けるようになりたいっすなあ。やっぱり自分の理想系かも、洋一先生。

で、休憩を挟んで2回のライブもにあっという間に終了。時計を見ると21時30分チョイ前。事前に調べといた「最終の新幹線に乗るために店を出ないといけない時刻」まで、まだ20分も余裕が。(笑)

で、ゆっくりと余裕を持って帰り支度をして、その間にジャスミンさんや洋一先生ともしっかりとお話しを。洋一先生に至れば、20分程度のセット休憩中も、ずっと話をさせてもろてたな。(笑)

あと余談だけど、お店のスケジュールを見たら、大学ジャズ研の数少ない先輩のテナー吹きさんの名前があったんで、会計の際、マスターにそのお話をしたら、なんとマスターも大学の先輩でありました。(笑)

そして余裕を持って新大阪駅へと舞い戻り、予定通り最終の新幹線に乗って帰途へ。

いやー、ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!っとなって思い付きで帰阪して、良かったっす。(笑)