がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

無垢への畏れ(イノセンツ)

で、急いで肉を喰らった後(笑)、観た作品はコチラ。

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「イノセンツ」って作品。

退屈な夏休みに不思議な力に目覚めた子どもたちの遊びが、次第に狂気へと変わっていく姿を、美しくも不気味に描いたノルウェー製のサイキックスリラー。

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友人同士になった4人の子どもたちが、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。子どもたちは近所の庭や遊び場で新しい力を試すが、やがてその無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる。

監督は、「わたしは最悪。」でアカデミー脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、同監督の「母の残像」「テルマ」「わたしは最悪。」で共同脚本を務めてきたフォクトにとって、自身の監督作はこれが2作目となる。撮影を「アナザーラウンド」「ハートストーン」など北欧映画の話題作を多数手がけるシュトゥルラ・ブラント・グロブレンが担当。

2021年製作/117分/PG12/ノルウェーデンマークフィンランドスウェーデン合作
原題:De uskyldige
配給:ロングライド

推しの映画サイトさん2名が高評価していた作品。それが理由で観てみたくなったんだけど、推しさん達がが高評価なだけあって、面白かったっす。こどもの「無垢」な感情の中に潜む恐怖っちゅうか畏れっちゅうか、そんなモノを表現していたように思いました。あと「都会」の怖さっちゅうか、そんなんも感じたかな。

でこの作品、日本の漫画作品をオマージュしているって事で話題になっているみたいで、それが、

otocoto.jp

大友克洋の『童夢』なんだとか。いやあ、懐かしいなあ、『童夢』。大学ジャズ研のボックスに誰かが持って来た単行本があって、よく読んだっけなあ。

わしらの頃はこの表紙じゃなくて、

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こっちの方やな、見慣れているのは。大友克洋作品は他にも『気分はもう戦争』とか、ボックスにあったっけなあ。いやあ、唐突に懐かしい記憶を呼び起こさせてくれましたわ。(笑)