先日、コレをポチりました。
カセットテープの録音をMP3形式に変換してUSBに保存出来るプレーヤー。ラジオも付いていて、往年の小型ラジカセ風情なヤツ。お値段は6,000円程度。
で、コレを購入したのは、お盆休み中に不意に見つけた、とあるカセットテープに録音されていた音源をデジタル化してiPhoneとかで聴きたかったから。そしてそのカセットテープに何が録音されていたのかと言うと…自分の昔の演奏っす。
多分20年以上前かな？大学卒業後、社会人になっても住まいを変えずに大学の近くに住んでいて、ジャズ研のボックス＝部室に楽器を置かせてもろてて、ほぼ毎日練習しに来ていて、後輩たちとバンドもやったりしていた頃の録音で、90分のカセットテープのA面には後輩たちが即席で結成したビッグバンドで岸和田市のイベントに出演した時の演奏が、B面には当時のジャズ研のセッション？発表会？で、後輩たちと組んでいたバンドでの演奏が録音されてたんだけど、その頃の自分の演奏が…エエんですわ。今より全然吹けてますねん、ラッパ。
いやー、ちょっと衝撃的でしたわ。まさかな気分。昔の自分に足元をすくわれたかのような、そんな気分に。
おまけにB面の後輩たちと組んでいたバンドの発表演奏のセットリストがエグいっちゅうかトガってると言うか、
の「That’s Old Feeling」、
の「Sail Away」、
![At the Five Spot,, Vol. 1 (Rudy Van Gelder Remaster) [feat. Booker Little, Mal Waldron, Richard Davis & Ed Blackwell]](https://cdn.image.st-hatena.com/image/scale/2f0dc00fdfdb713d4479811f6da3bad9ebc022f9/enlarge=0;height=200;version=1;width=200/https%3A%2F%2Fis3-ssl.mzstatic.com%2Fimage%2Fthumb%2FMusic118%2Fv4%2Fe7%2F8f%2F20%2Fe78f20e1-10a6-a93a-fcf6-55bf54fe46b7%2F00888072351097.rgb.jpg%2F100x100bb.jpg "At the Five Spot,, Vol. 1 (Rudy Van Gelder Remaster) [feat. Booker Little, Mal Waldron, Richard Davis & Ed Blackwell]")
の「Fire Walts」、
の「Pabric Eye」
…って、めっちゃ「玄人はだし」な曲目で、昔の我ながらカッコイイ。（笑）おいー、昔こんなに吹けてたんやん、オレ。プロの方々までには及ばずとも、お店に出演してチャージ取ってるアマチュアさんよか、下手したらエエ演奏してるかもやん…って思ってしまう程。
いやー改めてちょっと、いやかなり「ショッキング」でありました。まさか、昔の自分に戻りたいなんて、そんな気持ちになるとは思っていなかったんで。
特にラッパに関しては「常に前進、昔より今」って主義で、今、アンブシュアを修正したせいで音が出なくなっているのも前進の過程で、いつの日にか実を結ぶ…とか思っているつもりだったのに、『すぐにバテるというリスクを背負いながらも音が出ていた頃の昔の自分の演奏』にジェラシーを感じて、アンブシュアの修正をした事に幾ばくかの後悔を感じてしまった事が、余計にショックやったかな。
