がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

白子(スイート・マイホーム)

そんな加齢の日ですが、当初入れていた今日の夏期休暇が明日にスライドとなったんで、仕事帰りに映画鑑賞を。コレを観ました。

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「スイート・マイホーム」、邦画っす。仕事帰りの時間に上映していたのがこの作品だったので、前知識無しで観てみる事に。こんな作品っす。

「齊藤工」名義で監督やプロデューサーとしても活躍する斎藤工がメガホンを取り、2018年に第13回小説現代長編新人賞を受賞した神津凛子のホラーサスペンス小説「スイート・マイホーム」を映画化。

スポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘のために念願の一軒家を購入する。地下の巨大な暖房設備により、家全体を温めるその家は、「まほうの家」の呼び名の通り、冬は寒冷な長野県では理想的な物件だった。マイホームでの幸せな生活をスタートさせた清沢一家だったが、その幸せはある不可解な出来事をきっかけに恐怖へと転じていく。

窪田正孝が主人公・清沢賢二を演じるほか、蓮佛美沙子奈緒窪塚洋介、中島歩、里々佳、松角洋平、根岸季衣らが顔をそろえる。

2023年製作/113分/G/日本
配給:日活、東京テアトル

予想?期待?よりかは面白かったかな。主演の窪田正孝さんがこの作品でも光ってましたなあ。良い俳優さんっすな。

で、監督が映画マニアの斎藤工さんだって事で、以前観た、斎藤工さんプロデュース/出演作品の

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この『MANRIKI』がぶっ飛んでいて面白かったんで、実はちょっと期待していたんだけど、この作品は期待よりかはおとなしいっちゅうか王道の展開だったんで、そこが物足りなかったかなあ。

でも演出手法はなかなか「じめっ」としていて、日本のホラーって感じで好印象。何気ないワンカットとかがじめーっとしていて、不気味だった。その中でも個人的に印象的だったのが、キッチンで魚を捌くシーンの映像描写。

種類はわからないけど、未処理の魚を掻っ捌いて、腹から内臓をガーッと取り出して『白子』の部分を取り出すってシーンがあって、そこをやけに繊細に撮影していて、捌かれて内臓を取り出されている魚の顔のアップとか、そんな映像が使われていて、そんなところに「じめっ」とした日本のホラーを感じたりなど。

で、気になってあとでググったら、

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齊藤工さんもそのシーンにはこだわりがあったみたいで、なんか同じ感性を感じたりして、嬉しかったりなどしたのでした。