がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

肩透かされター(TAR ター)

週末金曜日。

っちゅう事で、仕事帰りにいつもの映画館で映画鑑賞。

コレを観ました。

www.youtube.com

「TAR/ター」です。観たかった作品。この予告編を観て、めっちゃ面白そう!と思ったのでありまーす。(`・ω・´)ゞ

こんな作品。いつもの映画.comさん。

イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド監督が16年ぶりに手がけた長編作品で、ケイト・ブランシェットを主演に、天才的な才能を持った女性指揮者の苦悩を描いたドラマ。

ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命されたリディア・ター。天才的能力とたぐいまれなプロデュース力で、その地位を築いた彼女だったが、いまはマーラー交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんなある時、かつて彼女が指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは追い詰められていく。

アビエイター」「ブルージャスミン」でアカデミー賞を2度受賞しているケイト・ブランシェットが主人公リディア・ターを熱演。2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ブランシェットが「アイム・ノット・ゼア」に続き自身2度目のポルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。また、第80回ゴールデングローブ賞でも主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、ブランシェットにとってはゴールデングローブ賞通算4度目の受賞となった第95回アカデミー賞では作品、監督、脚本、主演女優ほか計6部門でノミネート。

2022年製作/158分/G/アメリ
原題:Tar
配給:ギャガ

なかなか面白かったです。序盤のインタビュー形式の講演会?TVショー?のシーンや、ジュリアード音楽大学での講義のシーンとか、めっちゃリアルで興味深かった。

そして通常はエンドロールで行うキャストとスタッフのクレジットを冒頭から始める戦略?もなかなか斬新で地味に度肝を抜かれたりなど。アレは「エンドロール」じゃなくて「ファーストロール」とでも呼ぶべきなのか。

と、なかなか「凝った」演出が散りばめられた作品だったものの…ビミョーに期待外れだったかなあ、個人的には。ちょっと「肩透かし感」がありまして。

ちゅうのも、その「原因」は予告編。特に、そのラストでのナレーションの「決め台詞」。コレっすわ。

  • 映画史に残る衝撃のラスト

ね?こんな事言われたら、めっちゃ期待しますやん?ね?この、

『ミスト』に匹敵する、あるいは超える「衝撃のラスト」を期待しますやん?

…個人的には『ミスト』を超えるような「衝撃のラスト」じゃあなかったっすわ。まあ、「衝撃」ではあったけど。一瞬、何が起こったのか分からんかったし。あのラストシーン。

でももう1回、観て観たいかも。そしたらもっと楽しめるかも。主演のケイト・ブランシェットの演技も圧巻だったし。

あと余談ですが、主人公が恋人?のコンマスと家で過ごすシーンで、レコードをかけるんですけど、そこで流れたのが

Li'l Darlin' (1994 Remaster)

Li'l Darlin' (1994 Remaster)

  • provided courtesy of iTunes

 この『Li'l Darlin'』でした。最初のピアノの2音であ!っと反応した。(笑)