がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

きっかけ(福田村事件)

最後の夏季休暇の月曜日。

で今日は観たい作品があったので、休日にはほとんど行かない、いつも週末の仕事帰りに行くマチナカの映画館へ。

この作品を観に行きました。

www.youtube.com

「福田村事件」です。こんな作品。

「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が自身初の劇映画作品として、関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材にメガホンを取ったドラマ。

1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた沼部新助率いる行商団15名は次の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こってしまう。

澤田夫妻役を井浦新田中麗奈が演じるほか、永山瑛太東出昌大柄本明らが顔をそろえる。

2023年製作/137分/PG12/日本
配給:太秦
劇場公開日:2023年9月1日

この作品を観たいと思ったのは、参考にしている映画評論サイトの『三角絞めさん』がこの作品を絶賛していたから。超多忙で観た作品の紹介&感想をなかなかブログにUPされない(笑)お方が、

「福田村事件」の感想は絶対すぐアップしておきたい気持ちがあった

ameblo.jp

 

とか書かれていたし、他のサイトでも高評価だったので観てみたくなったのでした。

…いやあ、見応えのある作品でした。でも137分の長尺作品なのに、短く感じました。

『差別』について、色々な事を考えさせられる作品だったなあ。なんか『差別』のショウケース(笑)みたいな作品やった。個人的には、本題になっている『人種差別』の他にも

  • 『部落差別』
  • 『男女差別』
  • ムラ社会の差別』

こんなのが描かれているのでは?とお見受けした。知らんけど。(笑)

まあ、100年前の日本での出来事が題材なので、現代とは状況が違うのかもしれないけど、この作品を観て改めて『差別』について考えるきっかけを作ってくれた作品でした。