がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

静かだけどアツい人間ドラマ(わたしのお母さん)

週末金曜日なので、仕事帰りにいつものミニシアター系映画館へ。この作品を鑑賞。

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「わたしのお母さん」、本日が公開初日の邦画っす…と、公開初日なのはたまたまで、特段観たかった訳ではなく、ただ仕事が終わる時間とタイミングの良い19時前後から上映されていた作品だったからチョイスしただけ。

で、こんな作品。映画.comさんより。

井上真央が主演を務め、互いの気持ちのすれ違いに葛藤する娘と母の複雑な感情をつづった人間ドラマ。

3人姉弟の長女で現在は夫と2人で暮らしている夕子は、母の寛子と一時的に同居することに。寛子は明るく社交的な性格だったが、夕子はそんな母にずっと苦手意識を抱えていた。不安の中で同居生活を始めた夕子は、昔と変わらない母の言動にストレスを募らせていく。そしてある日、母娘の関係を揺るがす出来事が起こる。

悪気なく娘を追い込んでしまう母・寛子を「サッド ヴァケイション」の石田えり、夕子の姉・晶子を「孤狼の血」の阿部純子、弟・勝を「リング・ワンダリング」の笠松将が演じる。監督・脚本は、長編デビュー作「人の望みの喜びよ」が第64回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを受賞した杉田真一。

意外と良かったですわ。めっちゃ静かなシーンが多くて、台詞も音も無い長回しのカットとかも幾度も出て来て、普段なら寝落ち必至な感じだったけど、何か不思議な魅力っちゅうんか、秘められたアツい何かっちゅうか、そんなんに魅せられて、気が付けば寝落ちせずにエンドロールを迎えたような、そんな印象。

久々に観た井上真央さんが良かったです。