がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

予想と違うくてダルさ少々(落下の解剖学)

今日も不意の有給休暇。

で、相変わらず地元のシネコンでは観たい作品が無いので、昼間にいつものマチナカ映画館へと繰り出して、観たいと思っていたこの作品を鑑賞。

www.youtube.com

はい、2023年カンヌ映画祭パルムドール受賞作品、「落下の解剖学」っす。この予告編を観て、絶対観たい!と思った作品っす。こんな作品。

これが長編4作目となるフランスのジュスティーヌ・トリエ監督が手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマンサスペンス。視覚障がいをもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に、死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻のあいだの秘密や嘘が暴かれていき、登場人物の数だけ真実が表れていく様を描いた。

人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見し、悲鳴を聞いた母親が救助を要請するが、父親はすでに息絶えていた。当初は転落死と思われたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられていく。息子に対して必死に自らの無罪を主張するサンドラだったが、事件の真相が明らかになっていくなかで、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦のあいだに隠された秘密や嘘が露わになっていく。

女性監督による史上3作目のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。主人公サンドラ役は「さようなら、トニー・エルドマン」などで知られるドイツ出身のサンドラ・ヒュラー。第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされた。

2023年製作/152分/G/フランス
原題:Anatomie d'une chute
配給:ギャガ
劇場公開日:2024年2月23日

で、上映開始直後に唐突に物語が始まって、「事件」が起きた所でオープニングのクレジットが始まる手法?って言うのかな?オープニングまでに物語を1つ観せるみたいな、全然関係無いけど、確か

ミッドサマー(字幕版)

ミッドサマー(字幕版)

  • フローレンス・ピュー
Amazon

この『ミッドサマー』も同じイントロダクションだったな、話題が逸れたけど、この「落下の解剖学」もそこまでは非常に美しくて、ミステリアスで、めっちゃワクワクしたんです。

そしてこの後、二転三転、いやそれ以上?の驚愕の真実が描かれるミステリー!サスペンス

!ウエーい!…と、+(0゚・∀・) + ワクテカ +していたら…

その後はずーっと現場検証と法廷での裁判劇で、あれ?と、拍子抜けなど。

いやー、ちょっと期待していたのと違うくて、挙げ句の果てには延々と続く法廷でのやり取りのシーンでちょっと眠くなってしまったり。(笑)

うーん、裁判モノっちゅうんかな、法廷モノは、

gan-jazz.hatenablog.com

以前この「私がやりました」でも寝てしまった事があるから…苦手分野かもしれん。

でもこの予告編を観たら、ソレ系のミステリーでサスペンスな展開を連想しません?オレだけか?…ちゅう事で、ちょっと期待外れな結果に。までも、「落下の解剖学」ってタイトルは、この作品の内容を端的に表しているよなあ、と観た後に感心しました。