がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

自分の「温度差」の問題(オスカー・ピーターソン)

土曜日。

で今日はいつものマチナカの映画館へと繰り出して、観たかったこの作品の鑑賞を。コレっす。

www.youtube.com

オスカー・ピーターソン」、かのグレイト・ジャズ・ピアニストのドキュメンタリー映画。こんな作品ね。

ジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンの波乱万丈な人生と音楽にスポットを当てたドキュメンタリー。

陽気なキャラクターと幸福感に満ちたリズム&ハーモニー、明快で魅力的な音質と超絶技巧で人気を集め、日本でも「プリーズ・リクエスト」などの名盤の数々で知られるオスカー・ピーターソン。その順風満帆に見えた音楽人生には、長きにわたる差別との戦いがあった。1962年に彼が作曲した「自由への賛歌」は公民権運動を象徴する曲のひとつとなり、その音楽的・社会的影響は分断の続くアメリカで今なお響き渡っている。93年には脳梗塞を発症し、ピアニストとしては絶望的かと思われたが、懸命のリハビリで奇跡の復活を遂げ、2004年には来日も果たした。

映画では差別との闘いや病気と復活までの困難な道のり、家族愛について本人が語るインタビュー映像をはじめ、妻や娘による晩年についての貴重な証言も収録。さらにビリー・ジョエルクインシー・ジョーンズらオスカーの音楽に影響を受けたミュージシャンたちがその魅力を語る。放送・配信のタイトルは「オスカー・ピーターソン ジャズ界の革命児」。

2020年製作/81分/G/カナダ
原題:Oscar Peterson: Black + White
配給:ディスクユニオン
劇場公開日:2024年2月2日

ジャズを嗜む者としてまあ、オスカー・ピーターソンの名前は当然知ってるんだけど、ご存知の通り「管楽器偏重主義」で、ピアノ・トリオはあまり聴かなくて、しかもオスカー・ピーターソンのような「陽キャ」なピアノよりかは、ビル・エヴァンスとか「陰キャ」なピアノ(とか勝手に分類してますけど。スンマヘン。)が好きだった事もあって、持っているレコードと言えば、

この「プリーズ・リクエスト」ぐらいだったりするのでありまーす。

と、そんな「あまり知らない」オスカー・ピーターソンのドキュメンタリー、「はじめて」な事が多くて、とてもおもしろかった…とまではいかんかったなあ。

まずオープニングで出て来た、オスカー・ピーターソンの楽曲を演奏するジャズ・ミュージシャンたちが…全員知らんかった。「オスカー・ピーターソンの弟子」とクレジットででていたんで、恐らくカナダのジャズ・ミュージシャンなのかな?いやーでも見事に全員わからんかった。すんません。

あと印象に残った事と言えば、ラストに登場する成人したオスカー・ピーターソンの愛娘さんが、巨漢のお父さんのDNAを見事に受け継いでおられて、めちゃご立派な体格だった事ぐらい(笑)かも。

とまあそんな感じで、上映後にふと「わざわざ映画館で観んでも良かったかも」とか思っちまいました。すんません。

いやあ、同じ「ジャズ・ミュージシャンのドキュメンタリー映画」なのに、

gan-jazz.hatenablog.com

この「ロイ・ハーグローヴ」のと比べると、おもんなかったかなあ。までもソレは自分の「温度差」が原因なんだけど。