がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

パンゲア

飲み会の後、木曜日なので、週に一度のお楽しみ『KOBE JAZZPHONIC RADIO』を、ほろ酔い気分(笑)でradikoにて拝聴。

そしたら今日のゲストがSUBファミリーの大塚恵(b)さんで、リリース予定の

mikiki.tokyo.jp

このアルバムのPRに。

で、このアルバム、SUBファミリーにて構成されたユニット、その名も『Pangaea(パンゲア)』の記念すべきファースト・アルバム。なので、メンバー全員顔馴染み。そしてもちろん、SUB店主の長谷川朗氏も参加。で、元々は朗氏が集めたメンバーらしい。でもリーダーは大塚さん。(笑)

んで、アルバム収録曲から2曲、番組で紹介されたのと、あと他の収録曲でSNSにUPされていたのを聴いたけど、なかなかエエ感じっす。ちょっとリリースが楽しみになって来た。あと、レコ発ライブツアーも。ウチの地元エリアでは、ちょっと先だけど8月にラブリーさんでライブがあるから、それも楽しみやね。

第3の「Collective」

今日はこの作品をチョイス。

Twenty Year Retrospective, Vol. 3

Twenty Year Retrospective, Vol. 3

  • SFJAZZ Collective
  • ジャズ
  • ¥1222

見た事も聞いた事も無いんで、普段ならスルーするアルバム…なんだけど、グループ名?ユニット名?の「SF JAZZ Collective」の、

『Collective』

って単語、それだけが気になってチョイス。

そう、『Collective』と言えば、

gan-jazz.hatenablog.com

「Kejime Collective」さんに、

gan-jazz.hatenablog.com

「Black Art Jazz Collective」さん。

なので、この「SF JAZZ Collective」さんが

『第3のCollective 』

(笑)って事で気になりまして。

でも、今まで聞いた事が無いし、大体『SF JAZZ』ってなんやねん?SF=サイエンス・フィクション?近未来のジャズか?ってイメージで、まあ多分ヨーロッパ系のジャズ・ユニットかなんかなんだろな、聴いてみておもんなかったらソッコーでチェンジやな…とか思いながら聴き始めたら…意外にもカッコいい。

さらにビックリしたのが、後半に出て来たトランペット・ソロ。コレがめっちゃカッコ良くて、思わず誰じゃ?このラッパ?となって、慌てて(笑)「SF JAZZ Collective」について調べてみたら、

2004年、サンフランシスコの非営利ジャズ機関“SFジャズ”の呼びかけで結成。「ジャズの伝統を讃え、更新すること」をコンセプトに、各メンバーのオリジナルやスタンダード曲のアレンジを発表し、時代を反映したアートフォームとしてのジャズを提唱し続けている。

ってユニットらしい。知らんかった。サイエンス・フィクションじゃなくてサンフランシスコやった。(笑)

そして、気になったトランペットを含め、参加メンバーが、

Chris Potter tenor saxophone

David Sánchez tenor saxophone

Mike Rodriguez trumpet

Warren Wolf vibraphone

Edward Simon piano

Matt Brewer bass

Kendrick Scott drums

この豪華な顔ぶれ。トランペット、マイク・ロドリゲスやし。そりゃあカッコ良い筈やわ。

確定

Apple Musicのおすすめにコレが表示されました。

マイルス・デイヴィスのライブ音源かな?

で、『The Last Tour 1960』ってクレジットを見て、ピピっと反応しまして。

ちゅうのは、長年探している、

www.waxpend.com

このレコードと同じ音源では?と思ったんす。

このレコード、『ドラゴン』ってレーベルで、1990年の前半頃かな?マニアックな未発表音源を幾つかリリースしていて、この、マイルスとコルトレーンのラストライブと言われる、ストックホルムでのライブを記録した、このレコードもそんな中の1つ。

で今、自分の手元には無いから誰かに借りて聴いたんかな?その中の『On Green Dolphin Street』での、ジョン・コルトレーンさまのソロが衝撃的っちゅうか非常に印象的で、ずーっと耳に残っていたんすわ。

そのソロが、1コーラス目はいつも?のコルトレーンな感じだったのが、2コーラス目でなんかね、「どないしたん?コルトレーン」と思ってしまうような、らしくないと言えばコルトレーンらしくない、まるで何かに取り憑かれたかのように『ライク・ソニー』に似た、8小節のフレーズを繰り返すんですわ、まるっと1コーラス。そしたら3コーラス目からラストまでは、今度は別の意味で「どないしたん?」と思ってしまう程な、怒涛の『シーツ・オブ・サウンズ』なフレーズ。ほぼ32音符の洪水。ソレがえげつない程にカッコ良いんす。

そして、3コーラス目以降の咆哮の"トリガー"だったかのような、まるで呪文みたいな2コーラス目の『ライク・ソニー』に似た、あのフレーズがずーっと頭の片隅に残ってまして。

そして時代は流れて、音楽鑑賞がサブスク全盛となった今、時々ふとあのレコードのコルトレーンが聴きたくなって検索してみてもそれらしきモノは見つからず、コレそうかも?と思うヤツに巡り会ったりもしたけど、聴いてみたら違ったりで、もうほぼ諦めたっちゅうか忘れかけていたトコロにこのアルバムを見つけて、にわかに色めき立ったりしたのです。そしたら…

コレですわ。\(^o^)/

コルトレーンの2コーラス目で、あの耳にこびりついた呪文みたいな8小説フレーズの繰り返しが。そしてその後のコーラスから怒涛の32音符責め。間違いないですわ。確定っす。

あーコレでようやく何時でも聴けるな。(笑)

新年度(使い過ぎ)

4月になりました。ってか、なってしまいました。(笑)

ちゅう事で、今日から新年度っすな。

新年度だからって訳じゃないけど、職場近くの神社の桜も咲き始めましたわ。

でふと、ネタにしやすい『新年度』、今までも何度か使ってるよなーと思って調べてみたら、

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なんと7回も。めちゃ多用してた。(笑)

4回目(PERFECT DAYS)

日曜日。

で、今日は映画鑑賞に。

そして、何を観たのか?と言うと…

ちょっと分かりにくいかもしれんけど…「PERFECT DAYS」っす。毎回映画のポスターをアイコンにしているので、今回は趣向を変えて映画の半券と作品中に度々登場する、主人公の平山が愛飲する『ボスのカフェオレ」をアイコンに。

えー、お気付きでしょうけど、

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今回で4回目の観賞っす。しかも劇場で。でも今回はポイントで無料観賞だけど。

なんかもう、完全にハマりましたわ。いや、ハマったっちゅうよりも、この作品を観て「平山」と言う虚構の人物にシンパシーを覚えて、現実世界、とりわけ仕事面で「しんどく」てストレスを抱えたら、自分と似ている部分が多い(と一方的に思っている)平山が生き生きと生活しているのを観る事で、凹んだ気持ちを修復しているような気が。3回目を観た時に書いたけど、この作品を観る事で「自己肯定感」を得ようとしているんじゃないかと、自己分析してます。

までも、

note.com

このブログに書かれているように、自分も

「平山さん」そのものに憧れるというよりは「平山さんのような暮らし」に憧れるように設計されている

この作品の制作陣とヴェンダース監督の策略にまんまと『のせられている』ような気もするのだが。(苦笑)

 

日帰りでSUBチャージ

土曜日。

で、今日は日帰り帰阪でSUBの夜のライブを聴きに行く事に。

ちゅうのは、4月第1週の日曜日、7日に職場の所用(=ゴルフ)の予定が入り、フルバン練習に参加出来なくなって、次に帰阪するのが4月第3週日曜日の21日。

なので、前回のSUBライブ鑑賞が、

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この日、3月16日だから、21日まで行かないとなると、35日間も行けない事に。

で既に、日々のストレスでカラダがSUBを求めていて(笑)、あと22日も待たれへん!って事で、土曜日の本日に『SUBチャージ』へと向かう事に。

で今夜のライブは、

“Harumi Nomoto at SUB”

野本晴美 piano

梅本慈丹 bass

長谷川朗 sax

この面々。ピアノの野本さんは東京で活躍されているピアニストさん。長谷川朗氏とは旧知の仲間だそう。恥ずかしながら今まで聴いた事は全く無くて、初めて知ったのが、

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この回の「KOBE JAZZ-PHONIC RADIO」に朗氏がゲスト出演した時に紹介していたアルバムが、

この野本さんのクリスマス・アルバムで、その時が「お初」だったのでした。

んで、16時に家を出て、谷町9丁目に到着したのがライブ開始の19時の10分前。そしたらなんと…またもやほぼ満席。なので今回も、

カウンターっちゅうか、レジ前のスペースで簡易な丸椅子に座って鑑賞させてもらいました。

そしてセット休憩中、店の前には入店待ちの人だかりが。コレも前回の竹田一彦センセーの時と同じ。

なので今回は東京から参戦の野本さん人気なのか?とも思ったけど、それだけでもなさそうで、お客さんの半数は海外からの旅行者さんっぽい。外国人向けの海外旅行口コミサイトとかに紹介されてるんかな?因みに今夜はオーストラリア、ベルギー、ノルウェーベトナム、USA…と、めっちゃ多国籍軍。なんなんだろうね、この現象。2セット通しで客が自分だけなんて時があったなんて信じられない程の最近の盛況ぶり。ありがたい反面、あの頃が懐かしかったりも。(笑)

ってな状況にてSUBチャージをして、最終の新幹線に間に合うべく、2nd Set終了と共に退店して帰路へ。あ、ついでみたいでアレだけど(笑)、お初の野本さんはめちゃカッコイイピアニストさんでした。

で無事に最終の新幹線に乗り込んで、日帰りSUBチャージの旅は終了っす。

唖然のラスト(12日の殺人)

週末金曜日。

で今日は久々にいつものマチナカ映画館に寄り道して映画鑑賞をば。

コレを観ました。

www.youtube.com

「12日の殺人」ってフランスの映画。自分の「観たいメモ」には無かった作品だけど、面白そうだったんで観てみる事に。こんな内容。

「悪なき殺人」で話題を集めたフランスのドミニク・モル監督によるサスペンススリラー。ポーリーヌ・ゲナによる2020年のノンフィクション書籍をもとに、モル監督とジル・マルシャンが共同で脚本を手がけ、未解決事件の闇に飲み込まれていく刑事の姿を描き出す。

10月12日の夜、女子大学生クララが焼死体となって発見された。捜査を担当するのは、昇進したばかりの刑事ヨアンとベテラン刑事マルソー。2人はクララの周囲の容疑者となり得る関係者に聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係を持っていたことが判明する。殺害は明らかに計画的な犯行であるにも関わらず、容疑者を特定することができない。捜査が行き詰まるなか、ヨアンは事件の闇へと飲み込まれていく。

主人公の刑事ヨアンを「恋する遊園地」のバスティアン・ブイヨン、相棒マルソーを「君と歩く世界」のブーリ・ランネールが演じた。2023年・第48回セザール賞で作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞を受賞。

2022年製作/121分/G/フランス
原題:La nuit du 12
配給:STAR CHANNEL MOVIES
劇場公開日:2024年3月15日

…なんか、思っていたのと違った。

冒頭に発生する殺人事件が二転三転、いやそれ以上の「どんでん返し」があって、ラストに衝撃の結末!…みたいなんを期待していたけど、クローズアップされるのは、殺人事件を捜査する刑事チームの「人間模様」で…なーんか拍子抜けだった。なので案の定、途中で眠くなって、ストーリー展開をロストして、それでますますおもしろくなくなった感が。

更に驚いたと言うか唖然としたのがラストの〆展開。ネタバレになるけど、この殺人事件、未解決のまま終わっちまいます。それでラストに主人公が、辞めてしまった同僚に向けて心境を吐露するんだけど、

やあ、君が辞めてから暫く経つけど元気にしているかい?あの事件は未だ解決していないけど、めげずに捜査を続けるよ。

みたいな台詞で終了。

いやあ、コレにはちょっと…IKKOさんちゃうけど『背負い投げ〜』でぶん投げられて、そのままトンズラされたような、そんな気分になったなあ。(笑)